
イラストレーター・生賴範義(1935-2015)
宮崎市を拠点に、40年に渡り3,000点以上のイラストレーションを制作。
書籍の装幀画をはじめ、映画ポスターや新聞広告などを手がけ、世界的に高い評価を得る。
映画「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」、「ゴジラ」シリーズ、「日本沈没」など
書籍「ウルフガイ」「幻魔大戦」平井和正著、「復活の日」小松左京著、吉川英治、清水一行ほか
ゲーム「信長の野望」シリーズ、「三国志」シリーズなど
生賴の画業生活は、一日の大半をアトリエで過ごし、ただひたすらに制作を続けるという毎日でした。生賴は「私は肉体労働者であり、作業の全工程を手仕事で進めたい。できるだけ単純、ありきたりな道具を使い、制作中に機械による丸写しや、無機質な絵肌を作ることを好まない。一貫して、眼と手によって画面を支配したい。」と述べています。 本賞は生賴の意思を継承し、描き続ける意欲に燃える若き才能を発掘する場として生まれました。時代とともに移ろう新たな表現と技法を駆使し、生賴範義の後に続くだけではなく、その先を目指し…ここ宮崎の地から第一歩を踏み出さんとする、次世代のイラストレーターを求めます。
応募概要
【受付期間】
令和5年7月17日(月)~23日(日)
・一次審査…令和5年8月上旬頃予定
・二次審査…令和5年9月中旬頃予定
応募資格 | 高校生以上、40歳未満のアマチュアであること。 |
部門 | 高校生部門、一般部門(18歳以上、大学・専門学校生含む) |
出品料 | 無料 ※出品に必要な制作費、輸送費は出品者負担とする。 |
点数 | 一人2点以内。※応募は1点ごとに申し込むこと。 |
応募規定
① SF/ファンタジー/神話
② 限定なし
- 審査は統合して行う。
- どちらかのテーマでイラストレーション作品を制作すること。
- 自作の未発表作品に限る。
※公募展において入選・入賞した作品は既発表作とする。 - 盗作、模写(既存のキャラクターなどを含む)など他社の知的財産権を侵害しないものに限る。
- 知的財産権の問題が発生した場合、すべての責任は出品者が負うものとする。
自由とする。縦横不問。ただし、平面作品のみとする。
(作品画面が額縁の枠外にはみ出さないこと)
- 手描き
キャンバスF20号(72.7×60.6cm)またはB2(72.8×51.5cm)以内 - デジタル
解像度350dpi以上。出力サイズA3(29.7×42cm)以上B2以内
作品作成の支援、あるいは補助としてAI作画ツールの使用は認めるが、使用する場合はツール名を明記し、AI作画ツールで生成した画像を制作過程データとして必ず添付すること。
- デジタル作品データ、または写真やスキャンによる画像を用いて審査を行う。原画は送らないこと。
- 専用応募フォームにて必要事項を入力の上、作品データ(または画像)を添付し、送信すること。
- 作品を写真撮影する場合は、作品画面を全て収め、正面から歪みが出ないように撮影すること。
- 作品制作過程(データ・画像・スクリーンショット)は任意提出となるが、審査対象資料とする。
- 作品制作過程データ(画像)は2MB以内、作品データ(画像)は3MB以内とする。
- 一次審査通過後、加筆・修正が加えられた作品は選外とする。
- 手描き原画または出力したデジタル作品を額装(アクリル可・ガラス不可)し、吊り紐をつけること。
- 額装の最大外寸(マットの幅も含む)は83×71cm、厚さ15cmを超えないこと。
- 輸送に耐えられる梱包を施し、指定期間内に送付または直接搬入すること。
- 搬入搬出にかかる送料・梱包費、輸送中の事故等は出品者の負担とする。
- 入賞作品の搬出は展示期間終了後(12月初旬予定)、選外作品は審査結果の発表後とする。
- 直接搬出するか、出品者が施した梱包材料で再梱包の上、着払いにて返送とする。
- 一次審査(データ審査)・二次審査(原画審査)ともに審査員による審査が行われる。
- 審査結果は審査終了後、出品者全員に通知する。入賞者の情報のみHP等で公開する。
- 審査結果発表後に公序良俗違反、知的財産権の問題が発生した場合など、審査結果を取り消す場合がある。
- 審査についての問い合わせおよび異議は受け付けない。出品後の自己都合による出品取り下げも受け付けない。
【審査員】 | ※50音順、敬称略 |
---|---|
石川 千佳子 | 宮崎大学副学長兼附属図書館長 |
オーライタロー | 画家 |
開田 裕治 | イラストレーター |
氷川 竜介 | 明治大学大学院特任教授 |
樋口 真嗣 | 映画監督 |
賞
【一般部門】
- 大賞1点(副賞:30万円)
- 優秀賞2点(副賞:5万円)
- 入選 若干数(記念品)
【高校生部門】
- 優秀賞2点(副賞:QUOカード3万円+記念品)
- 入選 若干数(記念品)
表彰式・会期
【表彰式】
令和5年11月3日(金)13時~13時30分 みやざきアートセンター※大賞受賞者のみ
【展示会期】
令和5年11月4日(土)~19日(日) ※宮崎市美術展と同時開催
【展示会場】
みやざきアートセンター(入場無料)
- 作品受付後の不慮の事故や、自然災害、不可抗力による紛失、破損、汚損に対して主催者は責任を負わない。
- 作品画像、題名および氏名、年齢、居住都道府県名、学校名は主催者の広報活動、報道機関等に使用される場合がある。
- 本賞の出品に関して知り得た個人情報については、目的外で利用しない。
- 災害および感染症等の影響により、募集または展示について中止や延期を含め変更する場合がある。
【主催】公益社団法人 生賴範義記念みやざき文化推進協会、みやざき文化村
【特別協賛】株式会社内田洋行 【特別協力】株式会社早川書房
【協賛】宮崎市、フェニックスリゾート株式会社
【後援】宮崎県、宮崎県教育委員会、宮崎日日新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、夕刊デイリー新聞社、NHK宮崎放送局、MRT宮崎放送、UMKテレビ宮崎、MCN宮崎ケーブルテレビ、エフエム宮崎、宮崎サンシャインエフエム、有限会社鉱脈社
お問い合わせ
みやざき文化村 生賴範義賞係
〒880-0001
宮崎県宮崎市橘通西3丁目3番27号 (みやざきアートセンター内)
TEL:0985-22-3115
FAX:0985-22-3116
E-mail:ohrai_award@ohrai.net